京セラ製太陽電池モジュールの特徴

 京セラは太陽電池の歴史でも紹介したように、日本で最初に住宅用太陽光発電システムを販売したメーカーです。

 太陽電池の種類としては、多結晶シリコンセルを生産しています。

高効率化に関する取り組み

 京セラが生産する太陽電池セルは、表面をプラズマ処理することでミクロン単位の微細な凹凸層をつくり、反射ロスを抑える同社独自の「d.Blue®」技術により発電効率が高められています。

 また、太陽電池セル表面の3本バスバー電極およびフィンガー電極の幅と配置を最適化することによって、受光面積の向上と電極の電気抵抗の低減を図った特許技術での太陽電池モジュールの高効率化も実現しています。

 太陽電池モジュールのラインナップも充実しており、ベーシックな『エコノルーツ タイプG』や屋根スペースの有効活用に重点を置いた『エコノルーツ アドバンス』、デザイン性と屋根スペースの有効活用を両立させた『サムライ』など多くのシリーズを展開しています。

京セラ製太陽電池モジュールの例

KJ200P-3CUCE

型式:KJ200P-3CUCE
セル種類:多結晶シリコン
公称最大出力:200W
モジュール変換効率:15.1%
寸法:1338×990×46mm
質量:16.0kg


KJ165P-3CTCA

型式:KJ165P-3CTCA
セル種類:多結晶シリコン
公称最大出力:165W
モジュール変換効率:14.3%
寸法:1168×990×36mm
質量:13.6kg


画像提供:京セラ㈱

周辺機器や保証などの特徴

 太陽電池の基本性能やラインナップ以外にも、京セラが業界でいち早く導入したシステム全体の10年保障に加え、業界で唯一の販売店フランチャイズ制度などの特徴を持ち、販売・施工からアフターサービスまで含めた高いレベルのトータル品質を実現しています。

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