平成24年度第3四半期、発電事業用を含む非住宅用太陽電池の出荷量が大幅増加
一般社団法人太陽光発電協会は、2月26日に国内の太陽電池セル・モジュールについて平成24年度第3四半期の出荷量の調査結果を発表しました。
この発表によれば、セル・モジュールの総出荷量は1,113,803kWの前年同期比153.1%となっています。
このうち国内出荷分については、1,003,213kW(出荷構成比90.1%)と前年同期比246.9%の大幅な伸びであったのに対し、輸出は110,590kW(出荷構成比9.9%)と前年同期の約3分の1(34.4%)へ減少しています。
セル・モジュールの出荷量の内訳は以下のようになっています。
セルの出荷量
- 国内出荷:492,995kW
- 輸出:32,000kW
モジュールの出荷量
- 国内出荷:1,003,213kW
- 輸出:101,510kW
発電事業用を含む非住宅用太陽電池の出荷量が大幅な増加
国内出荷分についは、用途別に以下のような出荷量となっており、非住宅用分野に対する出荷量が急拡大しています。
この非住宅用分野の中でも、固定価格買取制度の導入で建設ラッシュが続く、発電事業用は 215,627kW(出荷構成比 21.5%)と前年同期比 713.8%の高い伸びを示しています。
用途別国内出荷量
- 住宅用:476,322kW(出荷構成比 47.5%、前年同期比 143.9%)
- 非住宅用:526,089kW(出荷構成比 52.4%、前年同期比 705.8%)