UL Japan、日本初の独自認証マーク「UL-JP」を太陽光発電モジュールに適用

 米国の第三者安全科学機関であるUL Inc.の日本法人である株式会社UL Japanは、同社が提供する各種認証試験において適合性が証明された製品に貼付する認証マーク「UL-JP」を発表しました。
 また、UL-JPマークは、UL Japanが提供している住宅用太陽光発電(PV)モジュールの安全および性能試験に最初に適用され、太陽光発電(PV)モジュールが他の製品に先駆けて、その対象となることも発表されています。

 JIS規格に基づいた認証試験を受け、適合性が証明されたPVモジュールにUL-JPマークが貼付されるため、UL-JPマークが貼付されたPVモジュールは、一般社団法人太陽光発電協会 太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)の「住宅用太陽光発電導入支援補助金」の対象である証明となります。
 あわせて「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(以下FIT)を対象とするPVモジュールの安全性および性能を担保する証明としても使用することも可能です。

 また、同サービスは「地上設置の太陽電池モジュールの信頼性保証体制(設計製造および性能保証)の要求事項」(JIS Q 8901)の認証取得の前提条件としても活用が可能となります。

 なお、この「UL-JP」は、日本独自の認証マークであり、同社が日本独自の認証マークを作成するのは初めてとのことです。

認証マーク「UL-JP」

写真提供:UL Japan

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