ソーラーフロンティア、太陽電池モジュールの生産を国富工場に集約
ソーラーフロンティア株式会社は、年産60MWの規模で操業している宮崎第二工場での現行仕様の太陽電池モジュールの生産を2012年末に一時休止すると発表しました。
これは、同社のCIS薄膜太陽電池モジュール生産の主力工場であり、年産900MWのキャパシティーを持つ国富工場の生産効率が継続的に向上していることに伴うものとのことです。
また、ソーラーフロンティアの厚木リサーチセンターでは、現在同社が量産している変換効率約13~14%のCIS薄膜太陽電池モジュールを上回る新型太陽電池モジュールの研究開発が進められており、今回生産休止となる宮崎第二工場では、今後、この新型太陽電池モジュールの生産拠点とすることを視野に入れ、設備評価が行われる予定となっています。