生活産業研究所、太陽光発電用の日射・日影・反射光シミュレーションシステムをリリース
生活産業研究所株式会社は、太陽光発電用日射・日影・反射光予測システムを2種類(SOLAR魚眼・エコプランナープロ)リリースしたと発表しました。
太陽光発電において、周辺建築物等の影による発電量の低減や、周辺への反射光の影響は、状況によって深刻な問題になることがありますが、同システムを利用する事で、そのリスクを回避し、競合他社とは違う信頼と安心をユーザーへ提案できるとのことです。
SOLAR魚眼は、現場調査の際などに太陽光発電システム設置予定面で魚眼カメラ撮影する事で、360度周辺状況を把握し、そのデータを元に、太陽軌跡を表示する事で、簡単に日影の影響を予測する事ができ、また、太陽光パネルから周辺への反射光の影響も予測する事も可能です。
魚眼レンズ撮影は、iPhoneやiPadでの撮影も可能で、同社開発の水平自動シャッターアプリにより、水平面撮影も自動で行えます。
エコプランナープロは、3次元CADのSketchUp上で動作する日射量・反射光解析ツールで、計画建物や周辺建物をモデルし、太陽光発電の計画や建築意匠設計時などにおける日射量を【影の影響を考慮】しシミュレーションする他、反射光の解析も行います。太陽光パネルの最適な配置の検討や屋上及び壁面緑化などにおける日射量の把握にも利用可能となっています。
それぞれ無料体験版を用意し、太陽光発電システム販売施工会社や住宅メーカー向けに今後1年間で100社への導入を目指すとのことです。
今回リリースされた製品の主な機能は以下の通りです。
○SOLAR魚眼
- 影の影響を考慮した年間/月間日射予測
- 太陽光発電設置面からの反射光
○エコプランナープロ
- 日射量解析
- 日照定規/反射日照定規
- 日照領域生成